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【お役立ち簡単療法】
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<< 健康増進法1 >>
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十二段錦(じゅうにだんきん)は中国で昔から伝えられてきている健康増進法で、12種類の動作から成っています。
体がなんとなくだるい、疲れやすく頭も重い。食欲もないし、お腹の調子も今ひとつ。
肩はこっているし、 腰もだるい。朝起きた時疲れが取れていない、…などなど。
体調がすっきりしないと、気分もすぐれず 日々の生活もおっくうになりがちで、仕事もはかどりません。
十二段錦はとっても簡単な動作ばかりですが、このちょっとした動作が健康を維持するのにとても有効なのです。
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簡単療法〔1〕 「十二段錦 〜顔面に関連する動作〜」 |
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1.歯をカツカツ咬む動作
※ 歯ぐきの血液循環をよくして歯を丈夫にします。
口を軽く閉じて上下の歯をカツカツと数十回咬みます。
奥歯から前歯に向かって咬むようにします。
(重症の歯周病や歯並びの悪い人は行わないでください。)
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2.舌の運動
※ 歯周のマッサージで、消化を助ける効果もあります。
口を軽く閉じて舌先で歯の外側をなめます。
舌を回したり、上下左右に巡らせます。
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3.顔面のマッサージ
※ 皮膚の弾力性が増し、顔に張りが出ます。
両手をこすり合わせて手のひらを温かくした後、
顔を洗う要領で顔面をマッサージをします。
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簡単療法〔2〕 「十二段錦 〜首・肩に関連する動作〜」 |
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4.後頭部を人差し指ではじく動作
※ 首のコリや頭痛を和らげるツボにあたり、効果があります。
両手のひらで耳をふさぎ、中指を後頭部に置き、
中指の上に人差し指を重ねて置きます。
弾くように人差し指を滑り落とします。
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5.肩を回す動作
※ 五十肩の予防になります。
両肘を曲げ両手を握り、肩関節を軸に回します。
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簡単療法〔3〕 「十二段錦 〜腕から腰腹部の動作〜」 |
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6.両手を組み上に伸ばす動作
※ 胸郭を広げて深い呼吸をさせます。
両手を組み、ひっくり返します。
手のひらを上に向け、両肘を伸ばします。
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7.左右に弓を引く動作
※ 胸を広げるだけでなく、肩関節の運動でもあります。
両手で弓を引く動作をして胸を広げます。
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8.手で足の指をつかむ動作
※ 腰背筋や大腿背部の筋を伸ばします。
足を伸ばして座ります。
上半身を曲げ、両手で足の指をつかみます。
(この動作は比較的運動量が多いです)
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9.下腹部をさする動作
※ 消化不良や腹痛を軽減する動作です。
へその下を【丹田たんでん】と言います。
「丹田」を右手の人差し指、中指、薬指で、
”の”の字を書くようにマッサージします。
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簡単療法〔4〕 「十二段錦 〜腰から下の動作〜」 |
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10.腰をさする動作
※ 腰痛を緩和し、体を元気にします。
両手をこすり合わせて、手のひらを温かくします。
腰の両側を手のひらでマッサージします。
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11.足の裏をさする動作
※ 足の冷えの軽減ばかりでなく、不眠や動悸を治めると言われ
ています。
両手をこすり合わせて、手のひらを温かくします。
右手の人差し指、中指、薬指で、足の裏の中心より少し先の方
をマッサージします。
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12.足で蹴る動作
※ 足の血液循環を良くして筋力を強化し、足のだるさを取る効果
があります。
立った姿勢で両足を交代で前に蹴ります。
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<<ココがポイント>> |
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どの動作からでも構わないので、いつでもできる時にピックアップして行ってください。
自分のペース・体調に合わせて、できる動作だけを行っても結構です。
汗をかいた後は水分を補給しましょう。
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