【鍼灸治療が効いたよ!症例集】
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■ 顎関節症 「症例 9」
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45歳 女性 Nさん 会社員
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【お悩み(症状)】 |
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【主 症 状】:2ヶ月前から口を開けようとすると右顎が痛くて開けられない。
【随伴症状】:眼精疲労、首、肩のこり、背中の痛み。
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【治療方法】 |
左右の顎まわりをそっと触ってみると右の方がコリコリと固い。肩や首もかなり凝っている。特に右の頭の付け根の奥が固い。まず接触鍼で全身の気、血、水の巡りを良くし、全身をゆるめていった。次に足から腰えと順々にゆるめていった後、首、肩をゆるめた。
上向きになってもらい耳の後ろから顎にかけての固くなっている筋肉をゆるめた。治療後、顎まわりが少し楽になった、目もクリヤーになってるとおっしゃる。2週間後も同じ様な治療をした。更に2週間後には、背中と耳の後ろと頭の付け根に知熱灸(温かく感じる
と取り除くお灸)を加えた。その2週間後、口を開ける時、耳の前の痛みがはっきりしてきたとおっしゃる。右の耳の後ろの奥の方にコツンととても固い個所がある。「とても固いので鍼ではなかなかゆるめられないので透熱灸をしてもいいですか?」とお聞きすると
「いいです」とのこと。熱いお灸なのに3壮目までもそんなに熱く感じず、4壮目でやっと熱さを感じた。お灸の後、口を開けてもらうと耳の前の痛みがずい分楽になってるとのこと。3週間後には、前回したお灸の近辺で固い個所が3か所あったのでやはり透熱灸を
したところ前回以上に熱さを感じない。3か所とも7壮づつしてやっと熱さを感じた。そしてこのお灸の後、格段に顎の痛みが改善した。治療を始めて4ヵ月後には、顎の痛みがすっかりなくなった。この方の場合右肩から首にかけての凝りがきつくなり右の顎関節を
動かす時に関係する奥の筋肉まで固くなってしまい口を開ける時、顎の痛みが出てきたのだと思われる。その奥の固くなっている筋肉がお灸でゆるんで痛みが改善した。
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【患者様のコメント】 |
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